嫌い。だけど好き。


「あたし…大悟を大嫌いって言ってたけど、多分大悟は大嫌いじゃない。」

「うん…」

「だけど、恋人になる好きかは分かんない…」

「うん…」


「ちょっと大悟クンも遥も馬鹿ね~!!」


今まで黙ってたママが笑いだした


「ママさんなんで笑うの?」

「ごめんごめん…つい…

遥…?」

「何、ママ?」

「遥はもし大悟が誰かと結婚する事になったら喜ぶ?」


大悟が??

う…ん


「そんなの嫌!!!!!!」

「ほらね?それが恋人になる好きなのよ」



そうなのかな?



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