カーネーションの花束を君に

3章

狭い廊下を歩いて



裕二郞君の部屋に入る



「裕二郞君お風呂はいってきた、よ………」



そこには



ベットで幸せそうに寝ていた裕二郞君がいた



やっぱり裕二郞君疲れているよね



私をここまで連れて来てくれたから



裕二郞君が眠っているベットに近づき



ふわふわした黒髪の頭を撫でた



凄く柔らかい



「裕二郞君……本当にありがとう」



朝香の事故で
 


絶望していた私を助けてくれて










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