カーネーションの花束を君に
4章
「それから私達、全然会ってないんです。」
隼君も辰君も
「私、隼君や辰君に会いたいけど……
会いたくないとも思っていて、だから私だけでも朝香に…………」
隼君の告白は結局返事をしていない
このことを裕二郞君に話すと
「別に朝香が事故に遭ったのは豊音ちゃんのせいじゃないよ。
ただ、隼君の告白の返事を手紙でもいいから返した方が良いと思った」
「ぅ、れしい……です。
誰も声さえかけてくれなかったから」
朝香が事故に遭ってから
少しだけ、私達は皆から距離をおかれたから
誰もそんなこと言わなかった
隼君も辰君も
「私、隼君や辰君に会いたいけど……
会いたくないとも思っていて、だから私だけでも朝香に…………」
隼君の告白は結局返事をしていない
このことを裕二郞君に話すと
「別に朝香が事故に遭ったのは豊音ちゃんのせいじゃないよ。
ただ、隼君の告白の返事を手紙でもいいから返した方が良いと思った」
「ぅ、れしい……です。
誰も声さえかけてくれなかったから」
朝香が事故に遭ってから
少しだけ、私達は皆から距離をおかれたから
誰もそんなこと言わなかった