カーネーションの花束を君に

2章

桜が綺麗な春から



向日葵の花が一面に咲く夏になった



そして私は今日も



透明な扉を開いて



「いらっしゃい」



と、夏になって少し嬉しそうな



裕二郞君の顔を見て微笑む



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