本気の恋
それにつられて、あたしの目からも涙が落ちる。
・・・どぅ、しよう・・・
「ぁの、さ?それってさ、離れるって・・・こと、だよね?」
「あぁ。本当に、ごめん。」
「謝らないでよ、」
何で?
何であたしに言ってくれなかったの?
そんな・・・
いきなり言われたって・・・
どうすればいいの?
宏太は、
あたしに、
どうしてほしいの?
自分でも何がなんだか分からなくなって、あたしはバックをつかんで宏太の家を出た。
こんな展開・・・
予想してなかったから、
戸惑いが大きすぎて・・・
あたしは何も考えられなくなっていた。