本気の恋

それにつられて、あたしの目からも涙が落ちる。


・・・どぅ、しよう・・・



「ぁの、さ?それってさ、離れるって・・・こと、だよね?」

「あぁ。本当に、ごめん。」

「謝らないでよ、」


何で?

何であたしに言ってくれなかったの?

そんな・・・

いきなり言われたって・・・

どうすればいいの?

宏太は、

あたしに、

どうしてほしいの?


自分でも何がなんだか分からなくなって、あたしはバックをつかんで宏太の家を出た。




こんな展開・・・

予想してなかったから、

戸惑いが大きすぎて・・・


あたしは何も考えられなくなっていた。

< 198 / 208 >

この作品をシェア

pagetop