本気の恋
「これいいっ!!!宏太先輩、これどうですか?」

あたしが選んだハンカチは、白地の布に青と水色のチェック。

何種類も選んだ中でこれが1番先輩っぽかった。

「いいんじゃねぇ?いいの見つけたな。」

そう言って、先輩はいきなりあたしの頭の上に手を置いた。

ードキッ

すごくドキッとした。

絶対、顔が真っ赤だったと思う。

その後のことは・・・あんまり覚えてない。
< 32 / 208 >

この作品をシェア

pagetop