彼女はただの隣人(仮)



っ…うるせぇ…



スマホを取り俺は電話にでる


「…もしもし」

「あ、凌?もしかしてお前今起きた?もう一限終わったぞ、三限休講になってたから飯食いいこ」



電話の相手は大学の友人の洋平だった



あぁ…やらかしたわ

時間を確認すると10時半を過ぎている



三限がないなら俺はもう外に出る必要はない




「眠いから飯パス、じゃな」


通話を切ってまた横になる


さっきまで温かい気持ちだったのに現実に引き戻され少し気分が悪い




目を閉じ再び寝ようと試みたが多分もう無理だとわかり、テレビをつけてぼーっとする

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