彼女はただの隣人(仮)



「どうぞ」

「ありがとー」


ジャスミンティーを受け取りいただきます!と言って食べ始める彼女


俺も箸を持ち食べ始める



「もう冷やし中華の時期なんだね、美味しい」

「美味しい?よかった」

「冷やし中華食べるとさ、夏きたー!ってなるよね」



ならないよ

とは言えず、俺は相づちを打ちながら冷やし中華を食べる




「凌くんは彼女とかいないの?」

「なに突然」

「だってこんなに料理上手なのに彼女いなかったらもったいないなって思って!それに凌くんかっこいいし!」



何度か告白というものはされたことはあるが、かっこいいなんて言われたのは初めてだ

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