彼女はただの隣人(仮)

「彼女なんていないよ。そんな彼女ほしいとも思わないし」


「へえ、そうなんだ！意外！」



なにが意外なんだ

彼女ほしい！彼女募集中！なんて顔してないだろ…



「でも、凌くんが彼氏とか旦那さんだったらすっごく彼女のこと大事にしそうだね！」

「まあ家事は好きだからその辺くらいはしてあげられるけど」


「そっかそっか〜、私は家事なーんにもできないから凌くんみたいな人が彼氏だったらすっごく嬉しいかも！」

「そりゃ、どうも」



「私ね、取り柄とかないし、すっごく我が儘なの。だから昨日も振られちゃったわけだし…潤はね、あ、潤て私の元彼なんだけどね」


知ってます

昨日すれ違っだし、俺間違われたし