彼女はただの隣人(仮)
最初こそいい迷惑だったが、最近ではこの講義の名物になっている。
今も周りは2人を見て笑ってる
『お前らは毎回毎回なんだ!!少しは静かに聞いていられないのか!佐藤を見習え!』
そして、毎度俺の名前を出される
やめてくれ、山本先生
俺になんの恨みがある…
そのせいで変に周りの奴らに名前を覚えられてしまったではないか
はあ、と大きくため息をつく。
「山本先生、とりあえず講義を再開してください」
『ああ、そうだな。悪い悪い。…おい、真島高梨、次騒いだら出てってもらうからな』
「「 は い 」」
そして、山本は講義を再開する