愛欲
結局、7時が待ち切れず、6時半にメールをしてしまった。
「部活お疲れ様☆昨日のことなんだけど…」
7時を過ぎて、携帯が鳴った。もちろん浜野君。またドキンと心臓が鳴った。
「おつかれ〜
いやさ、モテないからってさ、年下なんかやめろよ」
予想だにしない内容に胸が痛んだ。正直、意味がわからなかった。頭の中も真っ白だった。
「えっ、どういうこと?」
ただこれだけ返した。
またすぐに携帯が鳴る。
「モテたいなら、出会い系でもやれば?」
いつもの浜野君じゃないみたいだ。いや違う。やっぱり、からかわれてたのだ。
私ったら馬鹿みたい…。一人で盛り上がっちゃったよ。でも、ここでへこたれちゃいけない。浜野君を好きな気持ちはこんなことじゃ変わらない。私は大人だ。
そう強く思いながら返信を打った。
「なんだぁ、からかってたの。私はすっかり浜野君が好きなのに。私は別に年下だからじゃなくて浜野君が好きだから、出会い系なんてしないよ」
私なりに最大限に頑張ったつもりだ。今日一日悩んでたのは本当になんだったんだろう。
でも、これで良かったんだ。やっぱり私と浜野君が付き合うなんてありえない。
明日からバイトどうしよう。もう浜野君とは口聞けないかな。でも、そんなのいやだ。今までどおりにしていてほしい。
そして、からかわれてたにしても、私は浜野君が好きだ。
だから私は明日、塾で浜野君に話しかけることを決意した。
「部活お疲れ様☆昨日のことなんだけど…」
7時を過ぎて、携帯が鳴った。もちろん浜野君。またドキンと心臓が鳴った。
「おつかれ〜
いやさ、モテないからってさ、年下なんかやめろよ」
予想だにしない内容に胸が痛んだ。正直、意味がわからなかった。頭の中も真っ白だった。
「えっ、どういうこと?」
ただこれだけ返した。
またすぐに携帯が鳴る。
「モテたいなら、出会い系でもやれば?」
いつもの浜野君じゃないみたいだ。いや違う。やっぱり、からかわれてたのだ。
私ったら馬鹿みたい…。一人で盛り上がっちゃったよ。でも、ここでへこたれちゃいけない。浜野君を好きな気持ちはこんなことじゃ変わらない。私は大人だ。
そう強く思いながら返信を打った。
「なんだぁ、からかってたの。私はすっかり浜野君が好きなのに。私は別に年下だからじゃなくて浜野君が好きだから、出会い系なんてしないよ」
私なりに最大限に頑張ったつもりだ。今日一日悩んでたのは本当になんだったんだろう。
でも、これで良かったんだ。やっぱり私と浜野君が付き合うなんてありえない。
明日からバイトどうしよう。もう浜野君とは口聞けないかな。でも、そんなのいやだ。今までどおりにしていてほしい。
そして、からかわれてたにしても、私は浜野君が好きだ。
だから私は明日、塾で浜野君に話しかけることを決意した。