成人済み女のオタク的な日常
私「ただいまー」
私はリビングでTVを見ている母に軽く挨拶をして荷物を下ろし、手を洗いに行くとリビングから母が声を掛けてくる。
母「新しいクラスは何組だったのー?仲良い子とは同じクラスだったー?担任の先生はどんな感じー?」
1度に色んな質問を投げかけられ少しめんどくさいと思いつつ、タオルで手を拭きながら
私「2組。誰が一緒か分かんない。メガネの笑い方が不気味な田中先生だった。」
とぶっきらぼうに答えた。
母は軽くふーんと呟き愛猫のくろちゃんを撫でながら
母「ちゃんと友達と仲良くしなさいね」
と私を見ずに言った。
私は小さく頷き母の横に寝転び天井を見ながら母の言葉の意味を考えた。