うちは警察。あんたは暴走族。
「そーいえば!
昨日あんた来なかったね~待ってたのになぁ」


そのあんたって...うちのことですかねぇ??


「あー、それから新米くん強かったよー
うちの総長がまた会いたいって言ってた」


え、なになに、涼真くん
なにがあったの?!

うちは涼真くんに視線を送る。


ねぇ!き、気づいて!



「下っ端のヤツらは大したことなかったな。」
「んでもうちの総長...強かったっしょ」



ぜ、全然気づいてくれない...
てかまずうち総長にあったことないのに!

涼真くんあっちゃったの?!




「ねぇ!なにがあったの?昨日」



学生暴走族は驚いた様な顔をした。
一方で涼真くんはオドオドしはじめた。



「新米くん喋ってないの?」


涼真くんはいつものオドオドした涼真くんへと戻ってしまった。


「はぁ、とりあえずあんたさ」
「え、なに、うち?!」
「うん」


え、な、なに??
なんなの?!がちで




「はやくデートしよーよ」





「「は??」」
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