うちは警察。あんたは暴走族。
三浦学園とは
ここら辺だと1番頭のいい学校で
受験の倍率も高いし合格率も低い。

並大抵の頭じゃ入れっこない学校だ。


その事もあってか亜美の質問に対し
胸を張って答える莉羽。


「そーだよ。俺こー見えて頭いいんだよね~
成績だって学年トップだし?」


......まじか。
うちも同じ高校卒業だけど学年トップは...


「でも...なんだってそんな成績優秀者が暴走族なんかやってるの??」


すると莉羽は少しムッとしたような顔つきになった。


え、な、なんか気に触るようなこと言ったかなぁ...


そう思ったら莉羽が口を開いた。

「俺もさぁ...そう思うんだよね...
なーんでこんなことしてんのかなぁって」


どういう...こと??


「説明するよ駒王団ができるまでのこと」
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