うちは警察。あんたは暴走族。
...は?
誰?



この声でも聞いたことある...あれ?



気づけばそいつは目の前に居た。



「屋上こいつったろ!」


やっぱりあいつか...


「めんどい。なんの用事だよ。」

そいつは周りを見て言った。

「ここじゃ話せねぇ」



んだよ、こいつ
だりぃ


そう思っているところへ鳴り響く

キンコーンカーンコーンとチャイムがなる。


「ちっ、じゃ、また後でな」


また後でなんてねーよーだ
と思いながら次の授業の準備を始めた莉羽。

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