小さな本屋さん.*・゚
会計を済ませて、私はカウンターから本棚の前に移動して今日読む1冊を探す。
「今日は何読んでいくの?」
カウンターに座って頰杖をつきながらこちらを向いている陸さんに、ドキッとしてしまう。
「あ、『咲くは一輪の花』です。少し前に気になってて…」
「それかぁ、一輪の花を好きな人に例えたやつだよね?確か。僕もそれ好き」
そう微笑み言ってくれた陸さんにまたもやドキッとする。
いや、陸さんの一つ一つの仕草にいちいちドキッとしてしまう。
「じゃあ、楽しんで。」
そう言うと、陸さんは奥へ入って行った。
きっといつも通り、私のために紅茶を注ぎに行ってくれている。
そんな気遣いも大好きだ。
私が毎日立ち読みしてくのを見ていた陸さんは私を気遣って座る場所を設けてくれたのだ。
そして、わたしが本を読んでいる間に静かに紅茶を置いてくれる。
「今日は何読んでいくの?」
カウンターに座って頰杖をつきながらこちらを向いている陸さんに、ドキッとしてしまう。
「あ、『咲くは一輪の花』です。少し前に気になってて…」
「それかぁ、一輪の花を好きな人に例えたやつだよね?確か。僕もそれ好き」
そう微笑み言ってくれた陸さんにまたもやドキッとする。
いや、陸さんの一つ一つの仕草にいちいちドキッとしてしまう。
「じゃあ、楽しんで。」
そう言うと、陸さんは奥へ入って行った。
きっといつも通り、私のために紅茶を注ぎに行ってくれている。
そんな気遣いも大好きだ。
私が毎日立ち読みしてくのを見ていた陸さんは私を気遣って座る場所を設けてくれたのだ。
そして、わたしが本を読んでいる間に静かに紅茶を置いてくれる。