異世界の女神様
「またアイツよ。」
「いったい何しに来てるんだ?」
「気味が悪いわ…」
「あんなに真っ黒で長い髪…魔女みたい。」
「そうだな…いったいどこに住んでるんだ?」


謎が多いラティスは、村人にとって不気味な存在でしかなかった。



ラティスは、村人からそんなふうに思われていると知りながらも、満月の夜に町におりるのを止めなかった。




すべては人間の為に…――




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