背中合わせ、そこから一歩。



嬉しさからか、珍しくお酒を飲みすぎて
酔っ払ってしまった部長。


2人で食事していたから、
介抱できるのはもちろん私しかいないわけで、
ふらふらな部長を駅まで送っていこうとしたのだけれど、


「あー…今から帰る気分じゃない!
お前の家この辺だって言ってたよな。ごめん今日だけ泊まらせて」


密かに想っている相手にそう言われてしまっては断れるはずもなく、
近くだった私の家に部長を泊めることにした。



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