好きだから。
キーンコーン………
「あれ、鈴どうしたの?
その手」
「まぁ色々あってね
また後で話すよ」
担任は私の手に気付いているのか、いないのか
いつも通り、今日の予定を話し始めた
保冷剤をもらったが
少し手がジンジンする
痛い………
約3分ほどして
朝のホームルームが終わった
その途端に、優が近付いてきた
「ねーどうしたの?
飲み物買ってくるって言ってから
いっこうに帰ってこないと思ったら
手に保冷剤持って、帰ってくるし」
「すまん、すまん
実は人にぶつかってね
ココアがバシャーって……
で、ぶつかってきた方がね
チョー生意気なの!」
「ほうほう
それは災難でしたな」
「年下のくせに
タメ口で、保健室に行きな、とか言って」
「え、タメ口は酷いけど
保健室行きなって
心配してくれてるってことじゃん」
「いや、そう……、だけどぉ」
よくよく考えると
そうなのかもしれない
それでもあの時は、彼に冷たくしてしまった
すこし、謝りたい、と思った
「あれ、鈴どうしたの?
その手」
「まぁ色々あってね
また後で話すよ」
担任は私の手に気付いているのか、いないのか
いつも通り、今日の予定を話し始めた
保冷剤をもらったが
少し手がジンジンする
痛い………
約3分ほどして
朝のホームルームが終わった
その途端に、優が近付いてきた
「ねーどうしたの?
飲み物買ってくるって言ってから
いっこうに帰ってこないと思ったら
手に保冷剤持って、帰ってくるし」
「すまん、すまん
実は人にぶつかってね
ココアがバシャーって……
で、ぶつかってきた方がね
チョー生意気なの!」
「ほうほう
それは災難でしたな」
「年下のくせに
タメ口で、保健室に行きな、とか言って」
「え、タメ口は酷いけど
保健室行きなって
心配してくれてるってことじゃん」
「いや、そう……、だけどぉ」
よくよく考えると
そうなのかもしれない
それでもあの時は、彼に冷たくしてしまった
すこし、謝りたい、と思った