お姫様とお嬢様
愛芽に気付いた社長はタバコを灰皿に押し付けてスッと立ち上がった。
こっちを見ながらゆっくり近付く足音…。
ヤバ…。
見とれる…。
目の前に来た社長からは甘いお菓子の匂いじゃなくて苦いメンソールの匂いがした。
大人な男…。
身長あるし…。
「初めまして。七瀬彰と申します。」
渡された名刺…。
指キレイ…。
「あ、AMEです。使っていただきありがとうございます。」
「いえ、私のワガママでお願いしたからこちらこそ受けてくれて嬉しいです。」
眼を反らさないで話すんだ…。
意志の強そうな眼…。
「雑誌で見るより数段カワイイ。」
「えっ!?や、やめてくださいよ~!!」
真顔で褒めないで!!
柄にもなく焦った…。
「はい。チョコ好き?」
「大好き…。」
「それはよかった。」
受け取った新作のチョコ…。
こっちを見ながらゆっくり近付く足音…。
ヤバ…。
見とれる…。
目の前に来た社長からは甘いお菓子の匂いじゃなくて苦いメンソールの匂いがした。
大人な男…。
身長あるし…。
「初めまして。七瀬彰と申します。」
渡された名刺…。
指キレイ…。
「あ、AMEです。使っていただきありがとうございます。」
「いえ、私のワガママでお願いしたからこちらこそ受けてくれて嬉しいです。」
眼を反らさないで話すんだ…。
意志の強そうな眼…。
「雑誌で見るより数段カワイイ。」
「えっ!?や、やめてくださいよ~!!」
真顔で褒めないで!!
柄にもなく焦った…。
「はい。チョコ好き?」
「大好き…。」
「それはよかった。」
受け取った新作のチョコ…。