侵蝕
1章 始まりは終わりを招く
何時間位歩いていたのだろうか。

たくさん歩いてるはずなのに周りの景色が変わらないし

人とすれ違わない

これって明らかに変じゃないか?

だって

今朝7時のはずなのに登校してる人が全くいないんだ
更におかしいのは景色だ。

月や太陽すら無いなんて普通ではありえないし。

ありえない?なぜ。ありえる?なぜ?…
そうか。
普通ではありえないのではなく
普通ではないからありえるのか。

つまりここは 存在してはいけない場所と見れる

みんなが心配だ。とにかく仲間を作って集まっての行動が安全だ。

そう思い友達の家へ向かうことにした



~侵蝕されて消えていくの 君たちは食べられちゃうの 絶望という名の悲しみに~
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