侵蝕
長い間歩いて着いたのはSの家。

早く安全を確認したい俺は

インターホンを鳴らす。

ピンポーン、ピンポーン。

静かだ。いや静かすぎる。この不気味なまで静けさはなんなんだ。

「すいませんー?誰かいませんか?」

声かけても誰も出てこない
おかしい

何でだ。いつものあいつなら

「なんだよ!と起きてくるのに」

寝起きが悪いの知っていた
でも寝起きが悪いだけで起きてこないなんて無かったんだ

ならこれしかない
「入りますよ?」と声をかけて玄関を開けて入ろうとする

でも

そこにあったのは




ただの壁だった。



~絶望絶望絶望♪そういう顔が見たかったんだよね♡キャハハ~
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