マザー症候群

 その後、道瑠は峰に抱き抱えられるようにしてラブホテルへ。
 峰はホテルの一室に入室すると。すぐに、上半身裸になった。そして、バッグの中から覚せい剤と注射器を取り出した。
 道瑠はベッドの上で酒に泥酔し、死んだようになっていた。
 峰は道瑠の衣服を乱暴にはぎ取った。そして、笑みを浮かべながら注射器で覚醒剤を道瑠の体内へ。

 泥酔して死んだようになっていた道瑠が目がパッと見開いた。
 余りの衝撃と官能の凄まじさに眠気が吹っ飛んだ。
 体がバラバラに壊れてしまいそう。

 そこへ、峰が・・・。
 道瑠は未知と現実の世界を虚ろな体で彷徨っていた。


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