最恐生徒会長は幼馴染!
ゴマすり先生を追い出せ! 2
「と、いうわけでタイムカプセルを見つけないといけなくなりました。」
またか。
俺の幼馴染で頼れるであろうこの副会長は
いつも面倒を連れてくる。
それは、きっと彼女の人を放っておけない性格からなのだろうが
面倒だ。
でも、副会長モードと言われる今の彼女は正義感と不信感の塊。
仕方のないことかな。
「じゃ、行ってきます。」
人の話を聞かずに突っ走るところも変わってない。
美琴の勘はいつもよく当たるからすぐに見つけられるだろうけど
俺だって美琴と同じくらいの勘を持ってる。
なんか、胸騒ぎがする。
それに、あの山地って教師はこのことを前から計画していた気がする。
そんな笑い方だった。
「ちょっと調べようか。」