最恐生徒会長は幼馴染!


「美琴。冬馬の事好き?」


認めたら幼なじみには戻れない。

関係を崩してしまう。

もし、フラれたら立ち直れない。

それでも、やっぱり

私は冬馬のことが好きで。

惚れてるんだなぁ、私。


「もちろん。好き。でも、伝えるのがこわいよ。」

「美琴、伝えよう。じゃなきゃ同じことの繰り返しになる。」

「どういう事?」

「冬馬の事を好きな人たちがまた美琴を狙うってこと」

「私が強くなればいいから」

「あーもう。さっさと伝えて!今日の夜狸寝入りしてること!いい?」

「え?ちょっと、星羅。」

「バイバイ!」


えー。

なんなの~?



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