最恐生徒会長は幼馴染!
「ねえ、美琴。」
「ん~?なに?」
なんて真剣な顔。
今までの流れに真剣になることなんてあったっけ?
「俺たち以外に人がいる気がする。」
「そんなの当たり前でしょ。係員の人たちがいるんだから。」
「ちがう。一般人じゃないのが混ざってる気がする。」
冬馬は人の気配に敏感だからな。
う~ん。
確かに、そんな気もする。
てことは。副会長モードですな。
「少し調べてみようか。」
「そうですね。じゃ、行きましょうか会長。」