【短】熟年愛
電車を降り、改札口を抜ける。


秋の夜風を気持ち良く受けながら……



柱に寄りかかる彼を見つけた。




彼も私に気付き、軽く片手を挙げる。



そして、肩を並べて


彼の予約した店へと向かう。


なんだか今日は、たまに触れる肩に……


ドキドキした。



< 27 / 54 >

この作品をシェア

pagetop