【短】熟年愛
電車を降り、改札口を抜ける。
秋の夜風を気持ち良く受けながら……
柱に寄りかかる彼を見つけた。
彼も私に気付き、軽く片手を挙げる。
そして、肩を並べて
彼の予約した店へと向かう。
なんだか今日は、たまに触れる肩に……
ドキドキした。
秋の夜風を気持ち良く受けながら……
柱に寄りかかる彼を見つけた。
彼も私に気付き、軽く片手を挙げる。
そして、肩を並べて
彼の予約した店へと向かう。
なんだか今日は、たまに触れる肩に……
ドキドキした。