【短】熟年愛


「リカ……感じようと、思わないで?」



「え?」



彼の意外な言葉に、私は驚きを隠せない。



そんな私をよそに、彼は話しを続ける。



「リカ、最近……‘フリ’してたろ?」



な……っ!?



き、気付いてたの!?



や、やばい。



どうしよう……!!



動揺する私を見て、彼は……


ふふっと優しい笑みを溢した。




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