言わなきゃわからない?
由貴ちゃんは驚いたあと、考え込んだ。
「どうかした?」
「偶然なんでしょうか」
ドキッとした。
そんなこと、考えたこともなかった。
由貴ちゃんはスマホを取り出す。
「もしかしたら、コレ追いかけてきたのかも」
画面には由貴ちゃんのSNSページが表示されている。
そこにはあたしも写っている画像がアップされていた。
「まさか…」
「でも、タグ付けもしてるので」
考えたくもなかったことだけど。
もしかしたらと思う部分もある。
「試してみましょう、明日」
「うん」
必要ないよとは言えなかった。
はっきりさせたいとも思うけど、怖くもある。
もし。
予想通りだったら?
どうしたらいいんだろう。
***
翌日も小西さんに偶然会ったカフェへ行き、SNSにその様子をアップした。
いくらパンケーキが好きだと言っても、普通なら男性が二日連続では来ないだろうと。
あたしはその様子を向かいのお店から確認する。
由貴ちゃんが画像をアップした約一時間後。
スマホを片手に、カフェ店内の様子を見る小西さんがいた。
「どうかした?」
「偶然なんでしょうか」
ドキッとした。
そんなこと、考えたこともなかった。
由貴ちゃんはスマホを取り出す。
「もしかしたら、コレ追いかけてきたのかも」
画面には由貴ちゃんのSNSページが表示されている。
そこにはあたしも写っている画像がアップされていた。
「まさか…」
「でも、タグ付けもしてるので」
考えたくもなかったことだけど。
もしかしたらと思う部分もある。
「試してみましょう、明日」
「うん」
必要ないよとは言えなかった。
はっきりさせたいとも思うけど、怖くもある。
もし。
予想通りだったら?
どうしたらいいんだろう。
***
翌日も小西さんに偶然会ったカフェへ行き、SNSにその様子をアップした。
いくらパンケーキが好きだと言っても、普通なら男性が二日連続では来ないだろうと。
あたしはその様子を向かいのお店から確認する。
由貴ちゃんが画像をアップした約一時間後。
スマホを片手に、カフェ店内の様子を見る小西さんがいた。