王子様たちのシンデレラ(仮)
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「_は……彩羽!」
肩が揺らされてるのを感じ、少し目を開けるとうっすらと人の影が見えた。
思わずまぶしくて目を細め、ゆっくりと目を開ける。
「起きた?こんなとこで寝てんなよ、風邪ひくだろ?」
そこにいたのは陽太で、あたしには男物の青いパーカーが掛けられていた。
「あれ……みんなは?」
「俺は風呂上がり。あとのやつらは部屋かどっか」
陽太は真冬なのに薄着で、髪の毛はまだ濡れている。
このパーカー……陽太なのかな?
「髪の毛濡れたままじゃ風邪ひくよ?明日からツアーなんでしょ?風邪ひいたらダメじゃん」
あたしは陽太に洗濯物からとった白いバスタオルを渡した。
「お前は寝ろ、明日起きられねーぞ」
「あ、忘れてた!!おやすみ!!」
あたしはハッと思いだし、美月さんにもらったTシャツと腕章を持って部屋に駆け込んだ。
「起きなかったら置いてくからなー!」
陽太の声が後ろからするけど、ガン無視。あたしは朝に弱いから早く寝ないといけないんだもん!
「_は……彩羽!」
肩が揺らされてるのを感じ、少し目を開けるとうっすらと人の影が見えた。
思わずまぶしくて目を細め、ゆっくりと目を開ける。
「起きた?こんなとこで寝てんなよ、風邪ひくだろ?」
そこにいたのは陽太で、あたしには男物の青いパーカーが掛けられていた。
「あれ……みんなは?」
「俺は風呂上がり。あとのやつらは部屋かどっか」
陽太は真冬なのに薄着で、髪の毛はまだ濡れている。
このパーカー……陽太なのかな?
「髪の毛濡れたままじゃ風邪ひくよ?明日からツアーなんでしょ?風邪ひいたらダメじゃん」
あたしは陽太に洗濯物からとった白いバスタオルを渡した。
「お前は寝ろ、明日起きられねーぞ」
「あ、忘れてた!!おやすみ!!」
あたしはハッと思いだし、美月さんにもらったTシャツと腕章を持って部屋に駆け込んだ。
「起きなかったら置いてくからなー!」
陽太の声が後ろからするけど、ガン無視。あたしは朝に弱いから早く寝ないといけないんだもん!