王子様たちのシンデレラ(仮)
【彩羽side】
「すごい……!芸能人になったみたい!!」
寝ている間に気が付けば埼玉にいて、さっきまでは状況が理解できていなかったけどようやく覚醒してきた気がする。
「ライブ自体は6時半開演だから、それまではリハな。なんだっけお前……彩羽だっけ?」
「はい!」
あたしもよく聞くバンド、Midnight Wolf のマネージャーさんに会えたのはほんとに衝撃だった。
……まあ想像とはちょっと違ったけど。
「お前はこっち。開演直前まではメンバーとは別行動だけどまあ頑張れ。」
「あれ、美月さんは?」
「お偉いさんと最終打ちあわせだよ。お前は俺とスタッフとツアー中は行動だから、覚えとけ」
「はーい」
陽太たちの仕事中の姿見てみたかったなぁ……違う違う!あたしはマネージャーで、これも立派なお仕事なんだもん!頑張らないと!
「彩羽ちゃーん!」
「はい!」
さっき挨拶したヘアメイクさんの声だな、この声は。
「彩羽、話終わったら二階席こいよ?掃除からだから」
「はーい」
あたしはヘアメイクさんのところへ走った。
「すごい……!芸能人になったみたい!!」
寝ている間に気が付けば埼玉にいて、さっきまでは状況が理解できていなかったけどようやく覚醒してきた気がする。
「ライブ自体は6時半開演だから、それまではリハな。なんだっけお前……彩羽だっけ?」
「はい!」
あたしもよく聞くバンド、Midnight Wolf のマネージャーさんに会えたのはほんとに衝撃だった。
……まあ想像とはちょっと違ったけど。
「お前はこっち。開演直前まではメンバーとは別行動だけどまあ頑張れ。」
「あれ、美月さんは?」
「お偉いさんと最終打ちあわせだよ。お前は俺とスタッフとツアー中は行動だから、覚えとけ」
「はーい」
陽太たちの仕事中の姿見てみたかったなぁ……違う違う!あたしはマネージャーで、これも立派なお仕事なんだもん!頑張らないと!
「彩羽ちゃーん!」
「はい!」
さっき挨拶したヘアメイクさんの声だな、この声は。
「彩羽、話終わったら二階席こいよ?掃除からだから」
「はーい」
あたしはヘアメイクさんのところへ走った。