王子様たちのシンデレラ(仮)
結局、河野先輩はすべてのワークを持ち職員室まで運んでくれたんだ。
「本当に本当にありがとうございました!!」
「いやいや、気にしないで?あ、2年生だよね?記念にクラスと名前教えてもらってもいい?」
「あっ、2年1組の夕暮彩羽です!」
「イロハちゃんか、珍しい名前だね」
基本的にどんな人に自己紹介をしてもいっぱつで名前の漢字が分かる人はいない。
だから毎回説明をするんだよね。
「彩(あや)に羽って書いて彩羽、です」
「俺は3年1組の河野蒼、今日は用事あって無理だけど、また今度ゆっくり話そうね!」
「はい!ほんとにありがとうございました」
河野先輩は終始笑顔で去っていった。
いい先輩だな……
「彩羽ー、帰るよー!」
「はーい!!」
「本当に本当にありがとうございました!!」
「いやいや、気にしないで?あ、2年生だよね?記念にクラスと名前教えてもらってもいい?」
「あっ、2年1組の夕暮彩羽です!」
「イロハちゃんか、珍しい名前だね」
基本的にどんな人に自己紹介をしてもいっぱつで名前の漢字が分かる人はいない。
だから毎回説明をするんだよね。
「彩(あや)に羽って書いて彩羽、です」
「俺は3年1組の河野蒼、今日は用事あって無理だけど、また今度ゆっくり話そうね!」
「はい!ほんとにありがとうございました」
河野先輩は終始笑顔で去っていった。
いい先輩だな……
「彩羽ー、帰るよー!」
「はーい!!」