かわいい恋
遊園地の入り口で合流した。

「さっきの水着姿もステキだったけど玲香様は相変わらずお美しい」

「でしょ?」

とまた大介と玲香がおちゃらけている。

「めいもいつもと雰囲気が違うね。
いつものめいもかわいいけど今日は色っぽい感じでドキドキするな」

と一哉が笑ってる。

「ふふ。
一哉の為に変えたからそう言ってもらえて嬉しい」

とアピールしてみると

「じゃあお礼のハグを」

と一哉が笑ながら私をぎゅっと抱きしめた。

それを見ていた大介が

「玲香にもお礼のハグを俺から…」

「いらない」

とまた漫才を始めていた。
そのあとはジェットコースターなど乗り物に乗りまくり楽しんでいると

「もうすぐイルミネーションが点灯するけどそれを観覧車で見ると綺麗らしいんだよ。観覧車にいこうぜ。」

と大介が提案しみんなで観覧車に行くことに。
そして並んでいるとまた

「先輩」

とまた後輩ふたりがやって来た。

「イルミネーションが点灯する所をみたくて来たんですよ。偶然ですね。
先輩方も観覧車でイルミネーション点灯見るんですか?」

「そうそう。
4人で仲良く見るんだよ」

と大介が4人を強調する。

並んでいるとまた後輩達が大介や一哉と話し込む。

私たちの順番になり私と玲香が乗り込むと後輩達が大介と一哉を引っ張り乗せないようにしてしまい私と玲香だけで観覧車に乗ることになってしまった。

「なんなの。あいつら!
もう楽しかったのに台無し。
ふたりで楽しもう」

と玲香。私も

「点灯は一緒にみれないけど後で一緒にイルミネーション見れば良いしね。
気にしないで楽しもう。」

するとイルミネーションが点灯した。
本当に綺麗でこれを一哉と一緒に見れたらなぁとふと下の観覧車を見たら一哉と後輩の女子が抱き合ってるように見えて一哉はノリで誰にでもバグするのかぁと落ち込んでしまった。

「玲香。一哉があの人とハグしてた。
そんなの見たら今日はもう頑張れないかも。」

「私もあいつら見てイライラするのイヤかも。
これで大介と一哉と別れてふたりで遊ぶ?」

「それも良いかも。私も冷静になりたいし」

「じゃあ観覧車降りたら解散連絡しよう」

「で、イルミネーション見て美味しいもの食べて飲んで帰ろう」

「賛成」

ということで玲香が大介に

後輩達と楽しんで。
私たちはふたりで楽しんで帰るからこれで解散で。

とメールした。

「よし、イルミネーション散策だぁ」

「イエーイ」

とテンションあげてまた楽しんでいた。

大介と一哉も混乱していた。
玲香とめいと観覧車に乗るはずがなぜか後輩と乗っている。

後輩ふたりはハイテンションで色々と質問したり腕に絡まって来たりバグしてきたりする。

大介も一哉もドット、疲れていて観覧車がやっと着くというところで玲香から連絡が…
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