かわいい恋
それを見た大介は変な顔をした。
一哉が
「どうした?」
「トイレに行きたくなった」
と誤魔化し降りるとすぐ一哉を連れてトイレに。
「玲香からこのメール」
とメールを見せられ一哉も
「あいつらにははっきり言って別れてめい達を探そう。
俺はあいつらのお守りは限界だしさっきハグされて気持ちが悪いしな。」
「了解」
そしてトイレから出てくると後輩達が待っていたので大介が
「じゃあ今日はここでさよならって事で」
一哉も
「気を付けて遊んでね」
と笑顔で言うと後輩達は
「なんでですか?
先輩達居ないんですから私たちと遊びましょうよ」
大介が
「俺たちは君達と遊びたいわけではないからさ。もう充分一緒にいたしもう満足なんだよね。」
と言い一哉も
「これ以上一緒にいてもどんどん楽しくなくなるから今バイバイするのがお互いの為だと思うからね、じゃあさようなら。」
と強引に別れてめいと玲香を探した。
するとイルミネーション見ながらはしゃいでいるふたりを発見する。
「玲香、めい」
と大介が叫ぶと玲香が
「あれ?どうしたの?
メールみなかった?」
「見たけど俺たちは玲香とめいと遊びたいんだよ、一緒にいたいんだよ。だからあいつらとさよならしてきた」
と大介が言う。それを聞いて玲香が
「なら一緒にいてあげる」
と笑っていた。
一哉も
「めいが隣に居ないとつまらないし全然楽しくないから」
と真剣な顔で言う。
「えー。さっき観覧車でハグされて嬉しそうだったくせに…でも嬉しい事を言ってくれたから許そうかな」
「いやいやあのハグは嬉しくないしむしろ気持ちが悪かったんだ。
やっぱりめいじゃないとダメみたい」
、と言われて
「わかった。イルミネーション一緒に見よう」
とみんなでイルミネーションを見ることに。