出会いもトントン恋もトントン

湘side

病院につくとそこには春樹がいた。


全部俺は悟った。






俺は全部聞く前にきなにキスをしていた


きなに聞かれたことも全部これで答えるかのように抱きしめた


「これが答えだ」



きなは困った顔をしている。


嘘なんてつけない目をしている

俺とは…違う。


「湘君、あのね…」



なんだ。なんだよ、そんな悲しい顔で見ないでくれ。言わないでくれ。



「私…今やってるドラマで湘君のことはじめてみたの。それでね、一目惚れしてた


私、今日じゅげむで湘君と会えて本当に嬉しかったの。でもね、私は湘君のことをネットで見れること以外じゃ全然知らないの。

湘君にちゅーされて、一目惚れ相手とか言われて本当に嬉しいの。でもね、ごめん…私はまだ…湘君の本当も嘘も見抜けない…」





本当も嘘もって…


「どーゆうこと?教えて、きな。」






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