ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
こんなに豪華な結婚披露宴を望んではいなかった。
これから、沢山の人達の視線を釘付けにする。
陽那さんの言う通り親族間だけのスマート婚が良かった。
「何でこんな派手な結婚披露宴にすんだよ!!親父の見栄か??」
「お前が嫁に貰うのは伊集院元総理の令嬢だ!!」
確かに小陽は伊集院元総理の令嬢。でも、小陽自身もそう言う目で見て欲しくないと言っていた。
自分自身を見て欲しいと・・・
「拓真…これは私達濱部家の礼儀。
伊集院家には会社が危機に瀕した時、大変お世話になったの。
貴方は『星凛堂』の次期後継者。そうでしょ?拓真」
母さんが俺に説教するなんて珍しい。
「分かっているなら、このような栄えある門出を用意してくれたお父さんに感謝しなさい。拓真」
涙ぐむ母さん。
俺はソファに立ち、両親に頭を下げた。
「父さん、母さん今まで育ててくれてありがとうございました」
「拓真・・・」
「栄えある門出を準備して頂き、感謝します」
俺はけじめをつけたーーー・・・
これから、沢山の人達の視線を釘付けにする。
陽那さんの言う通り親族間だけのスマート婚が良かった。
「何でこんな派手な結婚披露宴にすんだよ!!親父の見栄か??」
「お前が嫁に貰うのは伊集院元総理の令嬢だ!!」
確かに小陽は伊集院元総理の令嬢。でも、小陽自身もそう言う目で見て欲しくないと言っていた。
自分自身を見て欲しいと・・・
「拓真…これは私達濱部家の礼儀。
伊集院家には会社が危機に瀕した時、大変お世話になったの。
貴方は『星凛堂』の次期後継者。そうでしょ?拓真」
母さんが俺に説教するなんて珍しい。
「分かっているなら、このような栄えある門出を用意してくれたお父さんに感謝しなさい。拓真」
涙ぐむ母さん。
俺はソファに立ち、両親に頭を下げた。
「父さん、母さん今まで育ててくれてありがとうございました」
「拓真・・・」
「栄えある門出を準備して頂き、感謝します」
俺はけじめをつけたーーー・・・