ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
白無垢姿の小陽。
顔は白塗りで、真っ赤なグロスの唇が艶やかに輝いてた。
挙式を終え、披露宴会場に入ると数えきれない招待客達が祝福の拍手で俺達を迎える。
主役の俺達が高砂席に座ると、披露宴が始まった。
挙式で顔を合わせた紡がスパークリングワインのボトルを片手に挨拶に来た。
紺の立派な防衛隊の正装服に身を包んだ紡。
背丈は俺よりも少し高く、細身のスタイルだが筋肉質なアスリート型の体格だった。
カラダを普段から鍛えている紡には無駄な贅肉がなかった。
「おめでとう…小陽」
「ありがとう・・・お兄様」
「俺としては崇と結婚して欲しかったんだけどな・・・」
「お兄様!?拓真さんの前で失礼ですよ」
「拓真と結婚して何のメリットがあるんだ?
化粧品がタダで手に入るだけだろ?」
「お兄様!?」
顔は白塗りで、真っ赤なグロスの唇が艶やかに輝いてた。
挙式を終え、披露宴会場に入ると数えきれない招待客達が祝福の拍手で俺達を迎える。
主役の俺達が高砂席に座ると、披露宴が始まった。
挙式で顔を合わせた紡がスパークリングワインのボトルを片手に挨拶に来た。
紺の立派な防衛隊の正装服に身を包んだ紡。
背丈は俺よりも少し高く、細身のスタイルだが筋肉質なアスリート型の体格だった。
カラダを普段から鍛えている紡には無駄な贅肉がなかった。
「おめでとう…小陽」
「ありがとう・・・お兄様」
「俺としては崇と結婚して欲しかったんだけどな・・・」
「お兄様!?拓真さんの前で失礼ですよ」
「拓真と結婚して何のメリットがあるんだ?
化粧品がタダで手に入るだけだろ?」
「お兄様!?」