ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
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愛梨から初夜の教育を受けたのはいいけど、いざ二人になると怖くて、バスルームから出れなくなってしまった。


「いつまで、バスルームに立ち篭ってる気だ?小陽」

「ゴ、ゴメンなさい・・・」

ドア越しに聞える拓真さんの溜息。


「私、子供みたいですよね」

「見た目は女だけど…子供だな」

拓真さんは私の呟きに同調する。


「た、拓真さんのコト嫌いではないんですよ。恥ずかしいというか・・・」

「愛梨さんに過激なアダルトでも見せられたのか?」


「その通りです…それが頭から離れなくて・・・本当にゴメンなさい。拓真さんは初夜を楽しみに待っていましたよね」


「そりゃそうだろ?」


「ゴメンなさい」


「謝るなら、出て来て謝れ」

「でも・・・」


「嫌がるオンナを襲うつもりはねぇよ」






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