ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
バスルームには湿気とボディソープやシャンプーの匂いが漂う。


浴槽にはお湯が張られていた。


私はシャワーで汗を軽く流して浴槽に浸かる。

自分の胸を見つめて軽く溜息。

細いカラダの割にボリュームのある胸。

私にとってちょっとしたコンプレックスだった。

お母様はこの大きな胸を羨ましがるけど・・・

薄着になる夏は特に目立つから嫌。


異性の拓真さんはどう思うだろうーーー・・・


ともかく、余り待たせては可哀想だ。

私は浴槽から上がって髪を洗い、ボディソープでカラダの隅々まで洗い流した。







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