ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
いつもと同じようにベットの上で肌を寄せ合って、互いの欲望を吐き出した。
季実子は俺に抱かれながら、別れ話のタイミングを考えていたのか?
女と言うのは実に恐ろしい生き物だ。
「月曜日付で、新しい秘書が入ってくるんですって」
季実子はブラウスのボタンを全部留め終えると恨めしそうに俺を見る。
「それは初耳だ。女か?」
「女よ。それも、伊集院元総理の令嬢ですって」
「えっ!?」
小陽(コハル)がウチに来る?
「拓真の秘書に抜擢するらしわよ」
「俺の秘書?小陽が??」
「私は川下部長の秘書に異動ですって。私達の仲を知る社長の陰謀ね・・・」
季実子は俺に抱かれながら、別れ話のタイミングを考えていたのか?
女と言うのは実に恐ろしい生き物だ。
「月曜日付で、新しい秘書が入ってくるんですって」
季実子はブラウスのボタンを全部留め終えると恨めしそうに俺を見る。
「それは初耳だ。女か?」
「女よ。それも、伊集院元総理の令嬢ですって」
「えっ!?」
小陽(コハル)がウチに来る?
「拓真の秘書に抜擢するらしわよ」
「俺の秘書?小陽が??」
「私は川下部長の秘書に異動ですって。私達の仲を知る社長の陰謀ね・・・」