ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
一回目はソファで二回目はベットで交わした。

「もう16時半か・・・」

俺はスマホのディスプレイに表示された時刻を見た。

「大変・・・夕食の買い出しに行かないと」

小陽は乱れた髪を弄りながら慌てた様子でカラダを起こす。

「夕食の買い出しは俺が行くよ」

「で、でも・・・」

「今夜の夕食はスーパーのざるそばでいいだろ?」

「えっ!?」

「俺のわがまま訊いてくれた礼さ。小陽」

「拓真さん・・・」

俺もカラダを起こし、小陽の唇にキスを落とす。


「だから…夜もがんばろうな・・・」

「えっ!?拓真さんってタフですね・・・」

「だから、小陽も体力温存しとけっ」


「はい」

小陽の素直な返事に悩殺される。




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