ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
本格的に二人だけの甘い新婚生活がスタート。

小陽手作りの朝食を食べて、午後からはアウトレットモールに行って、新生活に必要な物を買って・・・
ランチとディナーは適当に外で食べて、夜はまた…小陽とイチャイチャして・・・


パジャマを着て、リビングに行くとキッチンスペースで慌ただしく小陽が動いていた。


「先程のインターホンはお兄様でした」

「つつつ、紡!!?何でアイツが来るんだよ!?」

「私達の新居を見たいとかで・・・」

「はぁ?全然片付いていねぇし・・・」

リビングに無造作に置かれた引っ越しの段ボールの山を見つめる。


「大体、アポなしの突撃の訪問だろうが…追い返せ!!」

「で、でも…有休取って、横須賀からわざわざ来たお兄様を追い返せません・・・」

紡はマジで空気読めないヤツだな・・・




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