ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「紡、仲直りの握手だ」
俺の方が紡を可愛相に思って手を差し伸べた。
紡も俺に応えて手を差し出して固い握手を交わした。
「握手した。これで横須賀に帰らなくていいだろ?小陽」
「はい。お兄様」
普段は周囲を振り回していそうな紡が小陽の態度に振り回されている様子は何とも滑稽だった。
「紡って、小陽には弱いんだな」
「うるせぇ。拓真お前はどうなんだ?」
「俺、俺も弱いかな?」
「拓真さん!?」
俺の方が紡を可愛相に思って手を差し伸べた。
紡も俺に応えて手を差し出して固い握手を交わした。
「握手した。これで横須賀に帰らなくていいだろ?小陽」
「はい。お兄様」
普段は周囲を振り回していそうな紡が小陽の態度に振り回されている様子は何とも滑稽だった。
「紡って、小陽には弱いんだな」
「うるせぇ。拓真お前はどうなんだ?」
「俺、俺も弱いかな?」
「拓真さん!?」