ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
私はお父様の膝から下りて、壁面に置かれた玩具のキッチンに立った。
「パパにごはん作ってあげる。パパは何がたべたい?」
「ハンバーグがいいなぁー」
「ハンバーグとポテトやくね」
私は3歳。この春から3年保育で幼稚園に通うコト予定だったけど、お父様の希望で2年保育に変更した。
お父様が私を溺愛していたのは言うまでもない。諸事情で一度は離婚したお父様とお母様。
お父様はお兄様の誕生を知らず、二人が再会した時は既にお兄様は4歳だったと言う。その後二人は復縁し、私が誕生した。
私が誕生した年に初当選で総理に就任。
それから3年・・・
国民あかつき党の総裁に再任して、総理の任期が伸びた。
「パパ。ハンバーグとポテトやけたよ」
振り返るとお父様はソファの膝の上に頬杖を付きうたた寝していた。
「パパにごはん作ってあげる。パパは何がたべたい?」
「ハンバーグがいいなぁー」
「ハンバーグとポテトやくね」
私は3歳。この春から3年保育で幼稚園に通うコト予定だったけど、お父様の希望で2年保育に変更した。
お父様が私を溺愛していたのは言うまでもない。諸事情で一度は離婚したお父様とお母様。
お父様はお兄様の誕生を知らず、二人が再会した時は既にお兄様は4歳だったと言う。その後二人は復縁し、私が誕生した。
私が誕生した年に初当選で総理に就任。
それから3年・・・
国民あかつき党の総裁に再任して、総理の任期が伸びた。
「パパ。ハンバーグとポテトやけたよ」
振り返るとお父様はソファの膝の上に頬杖を付きうたた寝していた。