ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
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「あそこの角を曲がれば店ですよ」
私は柾貴君の案内で店まで歩いた。
「はぁ?」
柾貴君の眼鏡の奥の切れ長の瞳が見開いた。
店の格子ドアには臨時休業の看板がかかっていた。
「臨時休業って・・・ここまで来てそれはないだろ!?」
柾貴君はその場に蹲ってしまった。
「店のホームページで昨日見たはずなのに…俺としたコトが…見落としていた・・・」
「柾貴…君?誘ったのは私だし、落ち込まなくても・・・」
柾貴君は立ち上がって私の方を振り返ると頭を下げた。
「小陽さん、ゴメンなさい・・・」
「柾貴君が謝るコトないと思います。気を取り直して、また来ればいいコトだから・・・」
「あそこの角を曲がれば店ですよ」
私は柾貴君の案内で店まで歩いた。
「はぁ?」
柾貴君の眼鏡の奥の切れ長の瞳が見開いた。
店の格子ドアには臨時休業の看板がかかっていた。
「臨時休業って・・・ここまで来てそれはないだろ!?」
柾貴君はその場に蹲ってしまった。
「店のホームページで昨日見たはずなのに…俺としたコトが…見落としていた・・・」
「柾貴…君?誘ったのは私だし、落ち込まなくても・・・」
柾貴君は立ち上がって私の方を振り返ると頭を下げた。
「小陽さん、ゴメンなさい・・・」
「柾貴君が謝るコトないと思います。気を取り直して、また来ればいいコトだから・・・」