ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「まさか…この俺にお友達になってくれと言いませんよね・・・」

「ダメですか?
柾貴君って年下で話しやすいし・・・私よりも拓真さんのコトを知ってますし」

「…小陽さんのような綺麗な女性とお友達になれるのは光栄ですけど」

「ダメならいいんです・・・」

「他に適役居ますか?」

「他には居ないと思いますけど・・・男性経験豊富な友人に相談します」

「小陽さんがどうしてもお友達になりたいと言うなら・・・お友達になってもいいですよ」

「本当ですか?」


「はい」

柾貴君はこめかみを指でポリポリしながら照れ臭そうに返事した。


「た、助かります。ありがとう。柾貴君」


柾貴君は顔を俯かせ黙ってしまった。


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