ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「凄い」

店内はオーガニックや有機栽培、無農薬のスパイスとハーブで溢れていた。


「珍しいスパイスが沢山ありますね・・・」

「そう?」

「はい。柾貴君、今日はお休みですか?」

「会長が体調崩して、今日はお休みだから…俺も有休を取って休んだ」

「柾貴君って稜真君と同居しているんですよね」

「いいや。時々、泊まりに来るだけさ」

「同居じゃないんですか・・・」


「当初は同居するはずだったけど。借主の拓真さんが稜真を追い出した。今は俺一人で住んでいる」


「そうだ・・・柾貴君のオリジナルスパイスの配合教えてください」


「いいよ」

柾貴君は快く自分のオリジナルスパイスを教えてくれた。


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