ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
《25》二人だけの秘密
小陽side-
六本木の37階建てのタワーマンションの20階の部屋に住んでいた。
窓は眺望重視型のフィックス窓を多用して外観のスタイリッシュさを維持していた。
柾貴君が案内してくれた部屋は、私と拓真さんの住む部屋の間取りと同じベットルームの脇にバスルームを完備していた。ホテルライクな間取りの構成だった。
「元は拓真さんの寝室兼書斎の部屋だ。小陽さんはここで寝るといいよ」
拓真さんが住んでいた当時のまま残されていた。
「中の物は何れ処分すると言っていたけど・・・もう5ヵ月も手つかずのままです」
「今住んでいるのは柾貴君なのに。拓真さんが一番いい部屋を占拠してるの?それは酷いですね」
「俺は格安で借りてるし、文句は言えません」
「キャリーバック、ここに置きますね」
柾貴君は私のキャリーバックを置いた。
「ありがとうございます」
窓は眺望重視型のフィックス窓を多用して外観のスタイリッシュさを維持していた。
柾貴君が案内してくれた部屋は、私と拓真さんの住む部屋の間取りと同じベットルームの脇にバスルームを完備していた。ホテルライクな間取りの構成だった。
「元は拓真さんの寝室兼書斎の部屋だ。小陽さんはここで寝るといいよ」
拓真さんが住んでいた当時のまま残されていた。
「中の物は何れ処分すると言っていたけど・・・もう5ヵ月も手つかずのままです」
「今住んでいるのは柾貴君なのに。拓真さんが一番いい部屋を占拠してるの?それは酷いですね」
「俺は格安で借りてるし、文句は言えません」
「キャリーバック、ここに置きますね」
柾貴君は私のキャリーバックを置いた。
「ありがとうございます」