ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「運命の赤い糸か・・・」

時々、夢に出て来る彼女。

彼女はいつも泣いていた。

俺の不甲斐なさが彼女を泣かしているんだと思っている。

ホンキで愛しても、ずっとオンナを愛して来なかった俺の愛は信じられないと小陽が言う。

俺は俺なりに小陽のコトを溺愛してるのに。


夢の中でずっと泣いている彼女の涙に胸の奥が切なさと苦しさで詰まる。
俺は人をまともに愛せない男なんだ。



・・・俺だってずっと人を愛したかったーーー・・・


でも、彼女の涙を見ると・・・







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