ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「お邪魔します」
「いらしゃい。敦司君。また、大きくなったわね」
「美桜さんも綺麗になりましたね」
「それは誰の入れ知恵かしら??」
美桜は隣の俺をジッと見た。
時々、敦司君は俺達のマンションにお泊まりに来た。
一緒にベランダで天体観測したり、勉強したりして時を過ごした。
「敦司君、寝たわよ」
でも、寝かしつけだけは美桜の役目で、敦司君は彼女の読む絵本で眠りにつく。
「敦司君も将来は総理になるのかしら?」
「なるさ。彼は優秀だからね」
泣き虫で甘えん坊なところがあるけど、彼は総理になる。
そして、俺のお義父さんにもなる・・・
「私、壱真の子供が欲しいの」
「お前はまだ24歳で若いし、その内出来るさ」
「その内って・・・」
「それに…ニコルの世話もあるし…赤ちゃんはコウノトリに任せておけばいい」
俺達はニコルというポメラニアンを飼っていた。
「壱真は敦司君のコト実の息子のように思っているでしょ?」
「否定はしない」
「私も敦司君を見ていると実の子のように思う時があるわ」
「いらしゃい。敦司君。また、大きくなったわね」
「美桜さんも綺麗になりましたね」
「それは誰の入れ知恵かしら??」
美桜は隣の俺をジッと見た。
時々、敦司君は俺達のマンションにお泊まりに来た。
一緒にベランダで天体観測したり、勉強したりして時を過ごした。
「敦司君、寝たわよ」
でも、寝かしつけだけは美桜の役目で、敦司君は彼女の読む絵本で眠りにつく。
「敦司君も将来は総理になるのかしら?」
「なるさ。彼は優秀だからね」
泣き虫で甘えん坊なところがあるけど、彼は総理になる。
そして、俺のお義父さんにもなる・・・
「私、壱真の子供が欲しいの」
「お前はまだ24歳で若いし、その内出来るさ」
「その内って・・・」
「それに…ニコルの世話もあるし…赤ちゃんはコウノトリに任せておけばいい」
俺達はニコルというポメラニアンを飼っていた。
「壱真は敦司君のコト実の息子のように思っているでしょ?」
「否定はしない」
「私も敦司君を見ていると実の子のように思う時があるわ」